東海大学退官
私は、2024年3月いっぱいで、東海大学脳神経外科教授を定年退官します。東海大学での外来は3月14日(木)が最終となり、東海大学での手術は終了となります。この間、全国多くの皆様から問い合わせを頂いており、腰椎疾患でお困りの方が非常に多いということを知りました。私も、まだ手術ができる体力がありますので、2024年4月以降は、別の病院で、外来と手術を継続する予定といたしました。
今後の診療予定
今後の外来と手術は、東京の飯田橋にある、東京逓信病院脳神経外科で継続いたします。手術は、いまのところ、週1回(月曜日)となります。外来は、火曜日の午前と、木曜日の午後に行う予定です。えびな脳神経外科での火曜日の午後の外来は、2024年4月以降も、同様に継続いたします。東海大学医学部付属病院での外来は、4月以降は終了となります。
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今後の抱負
腰部脊柱管狭窄症、特に腰椎椎間孔狭窄症の手術に関しては、長年培った技術と経験があり、手術に関しては誰にも負けないとの自負があります。相談に来られる患者さんの話を聞くにつれ、正確な診断もされずに放置されている例が非常に多いことに気づかざるを得ません。
腰椎椎間孔狭窄症に対する顕微鏡による除圧術は、私が長年かけて築きあげてきた術式ですが、同じような手術をされる先生は、全国的にも非常に少ないのが実情です。成績も非常に良好ですので、お困りな患者さんがいらっしゃったら、何とかご相談に乗りたいと思っています。
現在、この術式をもっと広めるために、手術術式を正確に記載して、他の先生方の参考に供すべく、アーチストの方とコラボして、教科書のような形に残そうという計画を進めているところです。
腰椎疾患に限らず、頚椎症、脊髄腫瘍等に関しても、経験豊富です。まだもう少し、皆さんのお役に立ちたいと思っていますので、ご相談のある方は、コメントないし、問い合わせフォームを使ってご連絡ください。
五年前から年に一回受けていますPET検査で側弯症を指摘されていたのですが、三年程前から右腰から右足全体にかけて痺れと強い灼熱感があり整形外科を受診しました。
診断の結果、頚髄症と脊柱管狭窄症と言う事でそれぞれ二年と一年半程前に手術を受けたのですが、症状が全く改善されません。現在整体整骨院に通っているのですが、側彎に
依る椎間孔狭窄症と言う見立てで施術を受けていますが、症状は変わりません。
一度、張先生に診察して頂きたいのですが、当方関西に在住しておりますので、午後診のある病院での予約、診察を希望致します
コメントをありがとうございました。
現在のところ、東京逓信病院での外来は、火曜日の午前(9時ー12時)と、木曜日の午後(14時ー17時)を予定しています。ですので、午後の診察をご希望でしたら、東京逓信病院の木曜日の外来か、あるいは、えびな脳神経クリニックの火曜日午後の外来(14時ー18時)においでいただければと思います。
念の為、来院前には、病院ホームページ等で外来日時をご確認ください。どちらの病院も、電話で予約が取れると思います。詳しくは病院のホームページをご覧ください。
張先生、ご無沙汰しております。昨年東海大で脊柱管狭窄症の手術をしていただきました。その後、腰の方は問題ありませんが、右足が頻繁に攣ります。軽い痛みと違和感が続いています。
えびなを受診した際に先生から「僕が診ますよ」と言われましたが、この症状でも診ていただくことは可能でしょうか。
もちろん拝見致します。適当なところでご受診ください。
私は53歳(女性)です。
昨年の秋頃から腰痛を感じるようになり、右脚が痺れるようになったため整形外科を受診したところ、MRI画像により「脊柱管狭窄症」と診断されました。
痛み止め等を処方され、整形外科のリハビリで電気とマッサージを受けていました。
今年の2月に、腰も右脚の痺れも一旦はなくなったのですが、再び腰痛と左脚(特に膝の外側)が激痛となりました。
特に朝は立つことも出来ないくらいの激痛で四つ這い移動をせざるを得ない状態です。
歩行も困難となり、現在は杖をついて歩いています。
整形外科にその旨を伝えたところ、別の病院の紹介状を渡されました。
その紹介された病院で検査を受けたところ、L4/5のすべリ症に椎間板ヘルニアを伴い、脊柱管の狭窄が進んでいること、L4/5の椎間板は潰れL4とL5の椎体がドッキングした状態で、すでに滑りの進行はほぼ停止しているが、脊柱管狭窄が進行するため症状が悪化する段階にあるとのことで、脊椎固定術(後方椎体固定)PLIFの手術を勧められました。
固定術という手術は、可動性が悪くなり、隣接椎間病変になるとのことですが、他の手術方法はないのでしょうか?
固定術はしない方が良いのでしょうか?
PLIFとは、どのくらい危険な手術なのでしょうか?
今現在通院している病院に、手術方法の変更を願い出ることは出来るのでしょうか?
張先生にも診察して頂きたいのですが可能ですか?
ご多忙のところ大変恐縮ですが、ご助言を頂戴できれば幸いです。
コメントをありがとうございました。
実際に診察をしてみて、画像を見てみなければ、確実なことは言えませんが、私の経験上、そのようなケースで、固定が必要になることはほとんどありません。
ただし、固定を行わない場合には、顕微鏡による低侵襲な除圧が必要と思います。しかしながら、ほとんどの整形外科医は顕微鏡手術の技術を持っていないと思いますので、手術法の変更をお願いしても、対応してもらえない可能性が高いのではないでしょうか?
もちろん、外来を、受診していただければ、いつでもご相談にのります。
2023年
4月頃から腰がコキコキして痛みが出ております。
5月のMRIでは骨挫傷と診断され、コルセットを2ケ月装着しました。
7月のCTでは、骨棘があり、変形性腰痛症と診断されました。
コキコキすると腰の痛みが酷くなります。
2024年
3月頃から、足の痺れとお尻の痛みが出で朝起き上がる時這うような状況になってます。
5月のMRIでは、
①軽い【すべり症】と
②腰に水の袋があると言われました。
袋を取っても腰の痛みは取れない、足の痛みと腰の痛みは別と説明を受けています。
1箇所の固定術はしないとも言われました。
⚫️硬膜外ブロック(仙骨ブロック)をしましたが、数時間楽になっただけでした。
還暦になったばかりで人生長いですし、親の介護もしており、何とか痛みを改善したい気持ちでご相談させていただきます。
治りますでしょうか?
遠方ですが、ご相談に行かせていただきたいと考えております。
先生、よろしくお願いします。
電話にて予約の上、受診ください。私にできる限りのことを致します。
東京練馬在住の49歳(男)です。16歳で分離症となり、成人してからすべり症になりました。ずっと腰痛に悩まされておりましたが、2年前にMD法により除圧(金沢の能美市立病院の佐藤秀次先生執刀)しました。手術後も急性腰痛の症状を繰り返しておりましたが、2月から腰痛ひどくなり、今までは気にならなかった足のしびれもあります。金沢は遠方のため、東京練馬の脊椎専門病院を受診したところ、手術で治すのであれば固定術が必要との見解でした。執刀いただいた佐藤先生にもメールでご意見を聞いたところ、慎重に判断すべき、とのことでした。ロードバイクや釣りなど、適度なスポーツを続けたいと願っています。固定術の必要性や再度除圧が必要か否か、張先生の診察を受けたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
了解いたしました。電話で予約の上、受診ください。私にできるだけのことを致します。
張 先生
初めまして 相談なんてますが 痛みがあり歩行困難ですで分離すべり症 脊柱管狭窄と診断されました。
この場合 固定術ですか?
分離すべり症で痛みがある場合、ほとんどのケースで椎間孔の狭窄をともなっています。
除圧でも対処は可能ですが、手術は少し難しくなるかもしれません。
私は75歳男性です
約8年前、右のスネ辺りに激痛が出てきて、約二日目くらいで少し歩けるようになって病院へ行きまた、椎間板ヘルニアと言われ手術の予約、しかし、痛み出現してから約二週間で痛み無くなった、階段六回まで走って登り下るほど、手術勧められ手術、術後右足首辺りに痛み、しびれ、右腰に痛み出現良くならないのの病院で約三年後診察、ヘルニア再発と言われ固定術を受けました,全く良くならず、痺れ痛みが酷くなり医師に伝えたが手術問題ないと言われ退院させられた、MRI画像は悪いところは無いとのこと、現在も両足の痺れ痛みが酷く、辛い状態デス、張先生に診察判断お願いしたいと思っております,MRI画像は病院からもらっています、よろしくお願いします
了解いたしました。電話にてご予約の上、受診ください。私にできるだけのことを致します。
60歳女性です。腰痛は20代に米国滞在中に交通事故で追突されて以来今に至ってます。米国ではカイロプラクターに通ってました。日本に帰国して11年経ち、年々少しずつ痛みも変化していって、ここ数年は激痛で夜中数回目が覚めます。5-6年前から整形外科に通っておりMRIとレントゲンを撮りました。その結果、右側の椎間孔狭窄症と診断されました。痛み止めの薬と貼り薬にリハビリをして数年経ちますが少しも良くなる傾向はありません。仙骨ブロック(L4/5)もやってみましたが、家に着く頃には痛みが再発してしまいました。加齢だから仕方がないとか、痛みと上手く付き合っていくしかない、とドクターに言われますが本当に死ぬまで痛みと戦わなければいけないのかと日々悩んでいます。また、腰の痛みが段々と下の方にも降りてきており、今は右サイドの脚の付け根と右ももの前側も痛み始めました。今回先生の記事を拝見し、張先生に是非診ていただきたいと強く思いました。今までのMRI画像も持っています。宜しくお願い致します。
了解いたしました。気を付けておいでください。
はじめまして54才の男性です。
仕事中重い荷を引っ張った時に、背骨辺りがブチっという感触を覚えました。その3日後に、右の骨盤辺りからお尻を通って、スネ、足首、つま先へと痺れと激痛が走り、座る事は愚か、立って歩く事が出来なくなりました。その後、現在お世話になっている病院にて、脊柱管狭窄症と診断を受け、手術の方向で2週間入院しました。手術日決定5日前くらいに、先生から手術内容はボルトで固定する方法で行きますと告げられ、やるやらないは決めて下さいという事でした。丁度その頃、立って松葉杖で、トイレ迄何とか歩ける位に回復していたので、一旦様子を見させて貰う事で退院し、現在自宅療法を行っている状態です。
診察時にMRIとレントゲンを見て、はっきとした圧迫箇所が告げられず、おそらくこの辺りが怪しいかな?と言う感じでした。特に体を見せて触れる事もなく、私の説明だけで検査に入った感じでいたので、いきなりボルトを入れますと言われた時、正直そんな経緯もあったせいか、不安になってしまいました。先生にもボルト以外の方法はないか尋ねましたが、私にはこの方法はベストですと言われました。しかし私的に、もう一度違う角度から痛みの根底を再検査のもと、判定頂きたくご相談させて頂いた次第です。
現在労災対応でありますが、御社でも労災扱いは可能でしょうか。
以上長くなりましたが、宜しくお願い致しいたします。
了解いたしました。電話にて予約を取られて、ご受診ください。労災は対応可能と思いますが、びよの方にご確認ください。
近くのクリニックで診てもらった結果、頸椎、腰椎共に椎間孔狭窄のようでした。
外部でMRIを撮る予定ですが、
今後、帳先生の手術を希望の場合は、そちらでThinsliceMRIを
撮ってもらえるのでしょうか?
はい、こちらで撮影可能です。
張先生
お世話になっております。すべり症による坐骨神経痛のため、3年ほどブロック注射による疼痛緩和治療を受けてきましたが、効果が限定的なため、根本的な治療を調べています。先生の2021年4月のご投稿、腰椎固定術の問題点を拝読し、希望の光が見えた気がしました。連休明けに逓信病院の予約を取らせていただき是非診察していただきたいと考えています。
先生が2014年にSpine誌に投稿された論文も拝読し、治療の後でPhysical scoreとBody pain scoreが改善し、すべり症の有無に関わらず、5年間ほぼ同じレベルを維持できていることが理解できました。一つ質問させていただいて良いでしょうか?治療後のこれらの指標はともに60前後ですが、健常人ですとどれくらいの数値になりますでしょうか?
正確な数字はもちあわせておりませんが、100でないことは間違いありません。一般に、年齢とともに点数は低下します。御高齢の方の場合、おそらく60 – 70程度かと思います。
張先生
試験に参加された方の年齢からすると大変良好なスコアであることが理解できました。勉強になりました。回答ありがとうございました。
76歳の女です
1年前にヘルニアと分離症手術し脊髄5番と仙骨インプラントで繋ぎその間もインプラントと骨粉を入れましたがー術後1週間で術前の神経の痛みが出て入院中は注射💉で寝ていましたが〜退院後は痛みで寝れなくて何日も泣いて〜トラマール飲んでいつか快復に向かうと信じて来ましたが〜1月に新たな痛みでNRIで4番2関節水泡出来現在に至りー
payクリニックや病気にも行ってますがーお尻の穴の周り陰部
臀部脚神経の痛みで死にたいぐらい辛いですー私は理容師ですがーどうしたら良いのでしょうか?
この痛みの無くなる方法は有るのでしょうか〜もし良い方法があるのでしたら先生に相談と診察していただきたいです。
新潟県に住んでおります。
まず、痛みの原因を診断する必要があります。MRIの画像等お持ちでしたら、返信用のレターパックを同封して、病院宛にお送り頂ければ、読影して返送致しまので、ご検討ください。
外来受診をご希望でしたら、木曜日の外来を受診していただければ、当日MRIをお撮りして診てみることもできます。
先生先日はありがとうございました。8日受診して頂きましたIです、田舎者で逓信病院迄🏥行くのに夫婦ですたこらしました。
1月9日心臓超音波検査の予約です。手術迄だいぶ月日が有りその日迄この痛みに心身共に辛くて待てるか不安ですが〜
どの患者さんも同じ思いと思いますので〜頑張って待ちます。
出来るなら少しでも早く手術して欲しいのですが〜先生に巡り会えました事に感謝致して🙏おります。
どうか宜しくお願い致します
48歳男性です。10年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術をMEDでしました。昨年6月また腰痛が酷くなり病院に行った所、別の箇所からのヘルニア脱出があり広範囲に渡った為緊急入院し手術をしました。術後もかなり痛みと痺れがあったのですが1ヶ月程で退院しました。残っていた左足と左臀部の痺れが同年10月ぐらいから酷くなってきた為、再度受診した所、主治医から腰椎不安定症であるとの診断があり固定術しかないとの説明がありました。固定術のリスクを思うと可能ならしないで済ませたいと考えています。先生でしたら脊椎不安定症でも固定術以外で治療は可能でしょうか。先日、ラッツカテーテルも実施しましたが癒着が剥がれず効果はありませんでした。
そのような経過でも、除圧術で対処できる場合はあります。ただ、状態は一例一例すべて異なりますので、実際に診察させていただいて、画像を精査してみないと、なんとも申し上げようがありません。
初めてご相談致します。
張先生の腓骨神経絞扼の症状の説明を読ませていただきました。今の私の症状に全て当てはまりました。是非、先生に診察をお願いしたいのですが、紹介状はありません。診察は可能でしょうか。
コメントをありがとうございました。
紹介状なしでも受診は可能ですが、紹介状がないと、病院に7,700円徴収されます。どこかお近くの内科などでもいいので、頼んで紹介状を書いてもらうのがよいかと思います。
お忙しい中、ご親切にお返事を下さり心から感謝申し上げます。有難うございます。内科ならかかりつけ医がございますので、お話ししてみます。紹介状を頂けましたら、予約をして先生にお世話になたいと思っていますので、宜しくお願い致します。本当に有難うございます。
張 先生
67歳男です。14年前にヘルニアの手術を受け、以後は普通に暮らせていましたが、
昨年の12月に両足の痛みを感じだし、ひざ下はジンジンしたしびれや痛みを感じます。
足裏にも同様で電気を流された様な感覚です。今まで鍼灸、カイロ、ペインクリニック、
整形外科では、普通のレントゲンを撮っただけで、すべり症、脊椎管狭窄症と診断され、いきなりボルト手術の説明をされました、それ以後そこの病院には不信感しかなく行かなくなりました。ネットで先生の投稿記事を拝見し受診させて頂きたいと考えております。結果手術になった場合、何日ぐらいの入院日数になるのでしょうか。術後の痛みなども教えて頂けたら嬉しいです。お忙しい所申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。
コメントをありがとうございました。
入院期間は、1週間から10日程度です。術後は3日程は傷の痛みがありますが、その後は普通の生活ができると思います。
返信ありがとうございました、本日予約がとれました。
少し先になりますがその際はよろしくお願いいたします。
張 先生 再質問失礼します。14年前にへルニアの手術をしたことで、
椎体が安定せず、すべり症が起こっていた場合、ボルト手術が必要と近隣の整形外科で
言われました。そんな場合でも先生の除圧手術で対応可能でしょうか?
ボルト固定だけは避けたいとの思いがあります。
逓信病院には来月初診で伺います、よろしくお願いいたします。
除圧で対応可能だと思います。
昨年6月にすべり症による後方固定術をうけ今年の3月28日に第5のスクリュー部に痛みがあると相談いたしましたYHです。その節は色々とコメント頂きまして有り難うございました。そちらへ出向いて診察を受けてみたいと思うのですが、妻の現状は長く座っていられない、腰はいつも重くて痛いと、東京までの二~三時間に耐えられるか心配で躊躇しています。現在は手術した病院でなんとかして欲しいと思い通院している次第です。本日も行って来たのですがそこで言われたのが椎間に入れた骨が固まればスクリューを抜く事を考えてみたらと言われ驚いています。痛みの原因を知りたいと思い聞いたのですがスクリューが背中側皮膚を圧迫しているので痛みがある、また、痩せているので他の人より痛みを感じるので、とか今はキシロカインを注射し様子をみて観ましょうと。帰って来たところです。張先生にお聞きしたいのは先生のおっしゃる(入れたスクリューは抜くこと事は出来ない)と言う考え方の根拠をお聞かせ頂けたらと思いコメントを書いた次第です。こちらも骨粗鬆症(昨年の12月の検査では腰椎正面で0.763g/cm)があるので骨折の心配や、スクリューの抜いた穴はどうなのか質問をした所、骨は完全じゃないが再生されるので、と説明されましたが納得いっていません。大変忙しい中申し訳なく思いますがよろしくお願いいたします。
コメントをありがとうございました。
少し誤解があるようですが、腰椎の固定術というのは、最終的に自分の骨が癒合することによって、椎骨が一体の骨になることを目標とするものです。もともとは、金属のスクリューなどは使わず、骨移植のみを行っていたのですが、骨癒合の成功率が低いことが問題でした。近年になってそれに金属のスクリューの固定を加えるて骨の動きを止めることで、骨癒合の成功率を飛躍的に高めることができたのです。骨折を治すときにボルトで固定するのと同じ原理です。
ですので、骨癒合が得らてしまえば、ボルトとスクリューはもはや必要ないので、抜去しても問題は起きません。しかしながら、ボルトを抜去したからと言って、骨が癒合してくっついてしまっているのをもとにもどすことはできないわけです。
通常、骨癒合が得られるまで、1年程度が必要と思われますので、奥様の場合は、骨癒合が確認できれば、スクリューを抜いてみる、というのが、主治医のお考えかと思います。
はじめまして。大阪在住の75歳女性です。
2021/7/1の起床時に左臀部~左足先にかけて痺れと痛みが生じ、あちこち受診の結果、2022/8に関西医科大学附属病院ののMRIでL3・L4のすべり症と診断され、固定術しか無い。と強く手術を勧められました。
しかし、1日8千歩のウオーキングをすると、痛みが激減したので、ウオーキングで何とか今日迄凌いで来ました。
しかし、左脚の筋力が少しづつ低下して来ています。
固定術だけは受けたくないので、1度先生の御診察を受けさせて頂きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
了解いたしました。外来でお待ちしています。